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林檎の花の通る道

この林檎の木の下で、「好きだよ」って言えたらいい。

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2007 - 10/27 [Sat] - 00:18

#1

あの時ああしていれば
今はこうなっていたよ

あの時そうしなければ
こんな今は来なかったよ

あの時無くした分だけ
今は得ているんだ

でも当然 昔得た分だけ
今は失っているんだ

つまりは
平均値は常に一定で
結局
笑った分だけ泣いている

そう
どこにでもある結末だよ






#2

そうやって結果論で諦めて
平らな人生で端まで行ってもかまわないけど

君はやっぱり
違った道を行くんだね

長い道を微分して
小さなコマで把握して

積分した拍子に全部手元に
・・・って算段だろう

そう上手くいくかい?






#3

だけど
いつかは合流できるよね?
終点は同じなのだから・・・

矛盾も背反も
否定も逆説も
たどり着くところは重なるものだ

きっと
僕と君の道も重なるものだよね?

確かに約束したのだから・・・






#4

あの時ああしていれば
今はこうなっていたよ

あの時そうしなければ
こんな今は来なかったよ


涙ながらにそう言ったけど
それなりに
やっていけてる


笑っているんだよ

だってこれが
僕の唯一の誇りだもの













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そのときの話

2007 - 10/22 [Mon] - 23:27





昨日、模試で。

また、成績伸びなくて。

勉強辞めようと思った。








今日、久しぶりに大好きな先輩に会った。

偶然。



『昨日模試でさ。また伸びなかった。勉強辞めようと思った。』


『辞めようと思ったの?でも辞めないんだよね?』


『・・・・・・』


『辞めないでくれて、よかった。』




僕が受験をやめようと、勉強と辞めようと。

彼女には関係ないのに。

それでも彼女は、すごい嬉しそうに笑ってくれたよ。








僕も、辞めなくてよかった。














結末への招待状

2007 - 10/08 [Mon] - 20:52

手元に届いた不必要な手紙
きっかけなど その程度






紙で作った飛行機投げて 雲ができたら
やったね この小さな世界は僕のもんだ


世界を手に入れて何をしよう?
笑えるな
やっぱりまだ飛行機を作ってる

どうせならもっと大きなことを考えよう
僕を残して みんないなくなればいい



未完成の紙飛行機は
崩れて地面に墜ちてしまったけど
短い雲はまだ残ってる

君が生きてたことを示す僅かな証

掴んだ世界は逃げていって
やっぱりまた一人ぼっち

この僅かな雲もすぐに消える
だけど心配ないよ
たとえ雲が消えたとしても

君は生きてる
僕が死んでも 君だけは生きてる

はたしてそれは どのように?








理不尽な言いがかり
取り繕われた存在

そんなものばかり
結局 抱えて生きてゆくのだろう

笑えるな
やっぱり最後は求めてしまう


あぁ 早く死なせておくれ











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プロフィール

林檎

Author:林檎
つまらないと感じた日常。
成す術がないし、
改善する気もない。

だけど、
「つまらない」と君が言うなら
僕は、死ぬ気になって
君に「素敵だ」と言わせたいと思う。

それが、たぶん
「幸せ」なんだと思う。

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